プレスリリース

(2018年6月1日付)

「New York 1962-1964」

  • 1962-1964年  グリニッジビレッジ in New York

  • 写真家・渡邉澄晴 写真集「ワシントン広場の顔」(1965年)

  • 2018年6月 新編集版刊行 

 

  日本写真作家協会 名誉会長・渡邉澄晴(わたなべ・すみはる)(1928年〜 / 89歳 )は2018年6月、「New York 1962-1964」(Fumio Tanai Publishing、5,800円、税別)を出版しました。一般の人の渡航が制限されていた1960年代、カメラを携えて渡米する日本人はわずかでした。渡邉氏は当時勤務していた日本工学工業株式会社(現 ニコン)のニューヨーク駐在員で、1962年から1964年にかけて毎週末、ワシントン広場を中心としたグリニッジビレッジ界隈を歩き、撮影を続けました。

  単身赴任の寂しさを紛らわすために撮り始めたものですが、当時開かれたニューヨーク万博や当時の日常風景など、報道写真とは異なる視点から、今に続くカルチャー、自由、平和、平等を見事に切り取っています。これらの写真は「ワシントン広場の顔」(1965年、悠々洞)として出版され、写真家・渡邉澄晴の出発点となりました。外国人の視点で撮影した当時の写真は珍しく、現在、米国ではこの写真集は高額で取引され、日本国内でも入手が困難となっています。

  Fumio Tanai Publishing 代表の棚井文雄は、この写真群を埋もれさせてしまうことはあり得ないと思い、渡邉氏の自宅に通いつめて、眠っていた数千本のネガの中から当時ニューヨークで撮影されたネガを発掘し、カビ取り作業、高精細スキャニングやキズの修整(レタッチ)を施し、企画から刊行までに2年をかけ新たに編集しました。編集の合間には渡邉氏から撮影時の様子を聞き取り、収録した166点の全作品に解説文をつけました。

  この写真集には1965年版に掲載されていた渡邉氏のエッセーも再録しており、当時のニューヨーク事情がわかる興味深い読み物ともなっています。全て英訳が併記されており、写真集は米国を中心とした美術館への収蔵も予定しています。

 

 

  • 「New York 1962-1964」 2018年6月1日(写真の日)刊行

  • 限定150部 / ダブルトーン印刷 / A5判 / 352ページ  価格¥5,800_(税別)

  • ISBN978-4-9909682-0-5

 

※ 出版を記念し、渡邊澄晴氏の「トークショー&スライドショー」も予定しております。

 

<お問合せ先>

Fumio Tanai Publishing

fumiotanai@gmail.com

 

出版元代表・Fumio Tanaiも写真家であり、国内外で作品を発表しています。

作品収蔵: ニューヨーク近代美術館、カナダ国立美術館他

オフィシャルサイト :  www.fumiotanai.com

​<ギャラリー>

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